■ ID
| 1191 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 春季の沖縄辺戸岬におけるPM10およびPM2.5の炭素成分の特徴
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■ 著者
| 長谷川就一
埼玉県環境科学国際センター 高見昭憲
(独)国立環境研究所 大原利眞
(独)国立環境研究所
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■ 出版元
| 日本エアロゾル学会 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本エアロゾル学会第27回エアロゾル科学・技術研究討論会、平成22年8月5日 |
■ 抄録・要旨
| 2009年春季に沖縄辺戸岬において、24時間ごとにフィルターにサンプリングしたPM10とPM2.5の質量濃度、元素状炭素(EC)・有機炭素(OC)濃度、および水溶性有機炭素(WSOC)濃度を測定し、濃度上昇時の炭素成分の組成や粒径の特徴などを考察した。PM10とPM2.5の質量濃度は上昇と低下を繰り返すが、高濃度は2〜3日間継続していた。PM10とPM2.5はほぼ同時に上昇し、そのときのPM10に対するPM2.5の比は高かった。しかし、PM10に対するPM2.5の比の最高値は、PM10とPM2.5の最高濃度が現れた後に出ることがあった。ECとOCはほとんどPM2.5に含まれていた。PM2.5に占めるOCの割合は高濃度時に高くなる(10〜20%)が、PM2.5に占めるECの割合は安定して低かった(3%)。WSOCはOCと相関しており、OCの70%ほどを占めていたため、濃度上昇に対して二次生成の寄与が大きかったと考えられる。
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